CORD
GOURDのオーディオコードは、"GOOD BALANCE"を軸に、コードからプラグ加工まで一貫したラインで生産されています。使用する素材を絞り込み、その特性を引き出すことによりコンセプトの完成を試みた600番台と、高純度導体や高品位素材を使用して、各々の特性を制御しながら、その構造を徹底的に追及した900番台で構成されています。
現在の600番は、導体の異なる芯線を撚り合わせた構造を探求しているのに対し、900番では異なる導体をそれぞれ絶縁し、同軸上に配置させた構造を探求しています。
電線を設計する上で基本となるこの2種の方法を、「音」という観点から見直し、全音域にわたるバランスを探求していると同時に、使用する材料の違いと構造の違いによる、それぞれの特徴を引き出すことも試みています。600番はストレートでタイトな印象を受けますが、900番は豊かな響きと厚みのあるサウンドが印象的です。
プラグやコネクターも可能な限りオリジナル設計によるプラグを使用しています。特に、私たちが独自に設計したRCAプラグやスピーカーコネクターは、国内の工場で生産される信頼性の高いものを使用しています。